2010/03/24

裏声デ歌ヘ川崎市民ノ歌 【vsメルボルン】

帳尻あわせ! 帳尻あわせ!
土曜と火曜で±0! ACL得失も±0!

ACL グループE 第3戦@等々力
川崎フロンターレ 4-0 メルボルン・ビクトリー
(得点者)テセ、黒津、ヘナ、そこにタニ

俺が等々力に行くと、雪やら雨やら降りやがって。雨男は誰だ!
 ↑ 私の可能性が極めて高い
というわけで、無事に行ってきました等々力。



まぁ完勝でした。
前線から中盤にかけてのプレスが効いていて、あれこそが強いフロンターレ。
3トップが揃って得点するし。
メルボルンは弱いというより疲れていたんでしょうね。
スケジュールがきついってこういうことだぞ、と。
プレスからボールを奪ってショートカウンターやサイドアタックに早く繋げる。
相手の中盤に仕事をさせず、苦し紛れのロングボールを跳ね返す。
なぜこれを土曜日に(略



以上が前半の話。



後半? 1人少なくて3点勝ってたら、ああいう展開になるよ。評価外。
ただまぁ井川君も含めて、もう3回目のACLなんだから、中東の笛ってのに、もうちょっと対応できてもいいんじゃないかと。



だからこそ、タニの4点目は感動しちゃいましたけどね。
もう。ツンデレなんだから。



あと、まともに動く生稲本と生コミーを初めて見ました。前回は雪のためノーカウント。
サイドバックってあんなに上下動するんだとプチ感動。
アウグストとかマルコンとか、上がったら行ったっきりなのがウチの左だったのにねぇ。(遠い目)
楠神もいいですねぇ。華がある。



以上、まじめな話。



新しいコールリーダーのN君はすごいね。
何年も変わらなかった音程を一気に下げてしまった。
高くて高くてどうしても裏声になるで有名なフロンターレの歌を。
いやもう歌いやすいったらない。
おじさんに優しいフロンターレ。



しかし勝った後にバンデーラを横揺れさせるのはやめちゃったのね。ちょっと悲しい。
アバンテは「あとちょっとだから踏ん張れ」という意味だと思っていたので、
勝った後もずるずるアバンテをするのはちょっと違う気がするんだよねぇ。



会社の「隠れ稲本ファン」が初めて等々力に来たらしい。
意外とすごいぞ稲本効果。
インタビューの都合で最初の挨拶の列に加わらなかったら、「なんだよ挨拶しねぇのかよ」と帰ってしまったらしい。
後から単独で(黒津と)来たし、稲本の歌も歌ったよと言ったら、なんで教えてくれないのかと怒られた。



あのね、何か残っているから俺達は歌い続けているわけで、
(よほど気分が良い時じゃない限り)何にも無いのにやるわけないでしょ。と言ったら、
余韻を楽しんでいるだけで、何にも無いのに騒いでると思った、と言われてしまった。



非道い!単なるアホだと思われている!差別だ!人種差別だ!
オーストラリアのシーシェパードぐらい非道い!
クロマグロやサメの取引禁止ぐらい非道い!
某横浜Fマリノス監督の某木村和司の発言ぐらい非道い!



おいしいミートソースの作り方 【vs横浜FM】

こんな試合に気の利いたコメントが必要ですか?

J1 第3節@新横浜
横浜Fマリノス 4-0 川崎フロンターレ
(得点者)どうでもいい

結婚以来最大の喧嘩をしてしまい、自宅で幼児の面倒を見ながら料理をしてました。
(喧嘩の理由は、また典型的に、試合に行く行かないとか、そういうこと)
むしゃくしゃして、ミートソースを作りました。後悔はしてない。



  1. オリーブオイルでニンニク・唐辛子を香りが出るまで炒める


  2. みじん切りした玉ねぎ・ニンジンを(好きならセロリも)玉ねぎが透明になるまで炒める


  3. ひき肉(無ければバラ肉を細かく刻んだもの)を色が変わるまで炒める
    (肉を入れるときに、下味の塩こしょうをする)


  4. ホールトマトの缶詰をドバッと入れる


  5. もったいないので缶に水を入れてトマトエキスをすべて入れるのだが、そのときに本だしも加える


  6. トマトをヘラで潰しながら、半分ぐらいになるまで煮詰める


  7. 適当に日本酒を加え、また煮詰める


  8. いい具合になったら、醤油・ケチャップ・ウスターソースで味を整える


と、思いつきで和風ミートソースを作ってみたら、思いの他おいしかったのでした。
本だしと日本酒をワインに置き換えれば普通のミートソースですが。
分量? そんな概念、男の料理にあるはずないでしょ。適当。



ということで、ミートソースがおいしかったので、試合なんてどうでもよくなったのでした。



・・・んなわけないでしょ



あれね。フロンターレ史で1・2を争う「心が折れた試合」じゃない?
俺の中で今まで1番はマギヌンが加地に超低空ドロップキックしちゃった2006年万博なんだけど、その試合も奇しくも 4-0 だったなぁ。
あの時は「ガンバは強いなぁ」である程度済ますことが出来たけど、今回は性質が違う。
ケガとかACLとかもあって、チームが空中分解してしまう危険がある。



俺なりに原因を考えてみました。



  1. 憲剛とジュニがいないと寂しくて我慢できなくなってしまったから


  2. スンスケに対する優しさフラグが大爆発してしまったから


  3. スンスケ対決でマスコミに盛大にフラグを立てられてしまったから


  4. 長期的な視点で、名古屋様に勝ってしまった負い目を一気に帳消しにするため


  5. ついついボンバーがオウンゴールしてくれることを期待してしまったため


私は 3 だと思いますが。



しかし、所詮は現地に行けなかった人間の戯言。
次のACLホームで、いかにチームがボロボロなのかを、骨を拾う覚悟でじっくり見たいと思います。
(夫婦喧嘩は解決し、ACLホームも参戦可能となりました)



2010/03/16

完璧な勝利 【vs名古屋】

生後1ヶ月に満たない娘がいる身では名古屋行きなど到底叶わず、自宅スカパー観戦でした。

J1 第2節@豊田スタジアム
名古屋グランパス 1-4 川崎フロンターレ
名古屋グランパス 2-3 川崎フロンターレ
(得点者)ヘナ、ムウ、テセ、マギ、テセ

むははは。完璧な勝利ではないか。



俺たちの瑞穂で試合をさせないという妨害工作にも負けず、
ホーム500ゴールという記念すべきゴールをうちのマギヌンに取らせ、
ジュニ・憲剛・稲本・菊地というセンターラインをすべて怪我で休ませ、
日本代表GK対決というピリッと引き締まった試合を、
残り1分までどうなるか分からない無駄にスリリングな試合を、
国営放送で日本全国のお茶の間にお届けする!
まさに The フロンターレ!!



得点シーンを並べてみると、なんかもうグチャっとしたりゴリッっとしたり
そんなんばっかだけど、要は勝ちゃ~いいんだよ!勝ちゃあ!



(本音)なぜそのグチャっとしたものをもっと火曜日に出さないかなぁ!



● テセのコメント(意訳)
 「ACLの鬱憤を晴らした」
八つ当たりじゃしょうがないね。名古屋の皆さんごめんなさい。



● コミーのコメント(意訳)
 「これがフロンターレっぽいんだ。すごいね(ニヤニヤ)」
いやいやいやいや。
華麗なオーバーラップから華麗なゴールとかでもいいんですよ!
無駄にドラマチックにしなくても、問題なく完勝とかでもいいんですよ!



ごちゃごちゃ文句ばっかり言ってるみたいだけど
こういう試合を生で見ちゃうのが、フロンターレ中毒の素なんだよねぇ。
理屈じゃないよね。
好きだから仕方ないよね。
フロンターレ馬鹿だから仕方ないよね。



いいなぁ、名古屋に行った人。
手羽先をつまみに、うまいビールを飲んだんだろうなぁ。
登山をして、油と甘さと量にダウンしたんだろうなぁ。
ひつまぶしとか、きしめんとか、天むすとか、あんかけパスタとか、



いいなぁ。アウェイに行きたいなぁ。






スカパーを見ながら嫁に「あのシャチ、すげー可愛いよね~、いいよね~」と言ったら
「目がデカ過ぎて気持ち悪い」とかぬかしやがった。
後でシメておきますので、どうかご気分を害されぬようお願い申し上げます。>鯱様



ただ、某日本代表DFの髪の毛が非常に残念な上に未練たらしく結ばれているのは、
いっそのこと毟り取ってしまえばいい、という点では意見が一致しました。



2010/03/13

俺の2010開幕戦 【vs北京】

試合前:俺の開幕戦は雪かよ。逆に燃えるじゃんか!

ACL グループE 第2戦@俺たちの等々力(のはず)
川崎フロンターレ 1-3 北京国安
(得点者)菊地、あとは誰かわからん

等々力に向かう道すがら、既に猛吹雪。寒すぎる。俺は本当にこの吹雪の中で応援するの?
実際にGゾーンに着いて、いつも通りに半袖になってみると



意外と、寒くない。



寒いのはスタジアムの外で吹きすさぶ風であって、
風がうまくブロックされているスタジアムの中は実はそんなに寒くない。
みんな半笑いで吹雪の写真なんか撮っていて、余裕が見えるよ。
ああ、雪があったかいって本当だったんだなぁ。



腕の皮膚感覚が麻痺しているだけでした。



なんかね、いろんなものが麻痺しちゃってた。
雪が俺らを狂わせたのかな?



ハーフタイムに、バケツいっぱいに水を汲んで持ってきたのは、まじでどうかしてると思いました。
腹をかかえて笑いました。
あれを撒いたら、必ず誰かが死ぬ。



幸いにも、後半はバケツの水を撒くという場面は無かったけどな!!



韓国での練習試合は、憲剛の骨折で録画を見返す気にもならない。
リーグ開幕戦の新潟戦は、まだ録画を見る時間もない。
ということで、色んな意味でこの試合が俺の 2010 開幕戦だったのだが、
サッカーを見たという気がまったくしない。
吹雪の中、馬鹿なことをしたという感覚だけ。
稲本とか小宮山とかいたけど、確かにいるのは見たけど、プレーを見たという気がしない。



だいたいね、雪でボールは転がらないし、綺麗なボール運びやらは無理だってのは、
馬鹿でも開始5分でわかるわけですよ。
そしたら試合を決めるのは、勝負強さとか、泥臭さとか、そういうもんでしょ。
ハイボールでドカンとか、裏に出してヨーイドンとか、そういうことでしょ。



そういうグチャグチャしているのに弱いとか、ここぞという場面で勝負弱いとか、
まったくもって俺の知ってるフロンターレだった。
稲本とか小宮山とか例年にない的確な補強してるから
俺の知らないフロンターレになっちゃってるかと不安に思っていたけど、
実に俺の知っているフロンターレだった。
安心した。実に安心した。
今年もあらん限りの力で俺たちの心をかき乱してくれるでしょう。
それでこそ俺たちのフロンターレ。



Gゾーンも、いつのまにかコールリーダーは代わっているし、
なんか中学生とかやたら多いし、「稲本・・・」とか聞こえてくるし、みんなポンチョとか着てるし、
こんなオヤジはもう居場所がないのかなぁと思っていたら、
あんな試合の後の選手を迎えるのは、拍手だった。
泣いているテセを励ましていた。
ここもまだ、俺の知っているフロンターレだった。



子供もできて全然スタジアムに行けないけど、こんな俺でも、もうちょっと応援してもいいのかな、って思いました。