2010/03/13

俺の2010開幕戦 【vs北京】

試合前:俺の開幕戦は雪かよ。逆に燃えるじゃんか!

ACL グループE 第2戦@俺たちの等々力(のはず)
川崎フロンターレ 1-3 北京国安
(得点者)菊地、あとは誰かわからん

等々力に向かう道すがら、既に猛吹雪。寒すぎる。俺は本当にこの吹雪の中で応援するの?
実際にGゾーンに着いて、いつも通りに半袖になってみると



意外と、寒くない。



寒いのはスタジアムの外で吹きすさぶ風であって、
風がうまくブロックされているスタジアムの中は実はそんなに寒くない。
みんな半笑いで吹雪の写真なんか撮っていて、余裕が見えるよ。
ああ、雪があったかいって本当だったんだなぁ。



腕の皮膚感覚が麻痺しているだけでした。



なんかね、いろんなものが麻痺しちゃってた。
雪が俺らを狂わせたのかな?



ハーフタイムに、バケツいっぱいに水を汲んで持ってきたのは、まじでどうかしてると思いました。
腹をかかえて笑いました。
あれを撒いたら、必ず誰かが死ぬ。



幸いにも、後半はバケツの水を撒くという場面は無かったけどな!!



韓国での練習試合は、憲剛の骨折で録画を見返す気にもならない。
リーグ開幕戦の新潟戦は、まだ録画を見る時間もない。
ということで、色んな意味でこの試合が俺の 2010 開幕戦だったのだが、
サッカーを見たという気がまったくしない。
吹雪の中、馬鹿なことをしたという感覚だけ。
稲本とか小宮山とかいたけど、確かにいるのは見たけど、プレーを見たという気がしない。



だいたいね、雪でボールは転がらないし、綺麗なボール運びやらは無理だってのは、
馬鹿でも開始5分でわかるわけですよ。
そしたら試合を決めるのは、勝負強さとか、泥臭さとか、そういうもんでしょ。
ハイボールでドカンとか、裏に出してヨーイドンとか、そういうことでしょ。



そういうグチャグチャしているのに弱いとか、ここぞという場面で勝負弱いとか、
まったくもって俺の知ってるフロンターレだった。
稲本とか小宮山とか例年にない的確な補強してるから
俺の知らないフロンターレになっちゃってるかと不安に思っていたけど、
実に俺の知っているフロンターレだった。
安心した。実に安心した。
今年もあらん限りの力で俺たちの心をかき乱してくれるでしょう。
それでこそ俺たちのフロンターレ。



Gゾーンも、いつのまにかコールリーダーは代わっているし、
なんか中学生とかやたら多いし、「稲本・・・」とか聞こえてくるし、みんなポンチョとか着てるし、
こんなオヤジはもう居場所がないのかなぁと思っていたら、
あんな試合の後の選手を迎えるのは、拍手だった。
泣いているテセを励ましていた。
ここもまだ、俺の知っているフロンターレだった。



子供もできて全然スタジアムに行けないけど、こんな俺でも、もうちょっと応援してもいいのかな、って思いました。



1 件のコメント:

  1. 先月、極寒の国立なでしこ戦でウィズハンドしたのに続き、吹雪の等々力でウィズハンドしたピーちゃん。
    残念ながら北京の選手と手をつなぎましたが、試合前に「ニイハオ」を練習したのにもかかわらず、相手はクロアチア人。
    そして、半袖半ズボンの服装。
    Gゾーンのように混んでると感じませんが、「ピッチの上は、信じられないくらい寒かったぞ~」と、ピーちゃんはまるやまさんに怒りの告発したいそうです。
    紫の唇してガタガタ震えてたピーちゃんは、風邪をひいてしまい、豊田スタジアムは私と留守番してました・・・。

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